アルフレッド・ラッセル・ウォレス(1923~1913)という博物学者がいました。
彼は1848年にアマゾン流域におもむき博物採集を行い、その六年後、今度はマレー諸島の生物相の研究に専念し、
バリ島とロンボク島の間に動物分布上の(後にウォレス・ラインと呼ばれる)境界線を発見したのです。
ウォレスさんの書いた「熱帯の自然」という本を読んで感銘を受け、1994年に「ウォレス・ライン」というタイトルで、
パーカッション・ソロのアルバムをつくりました。
|
|
制作するにあたって、たくさんのイラストを描きました。
曲のイメージや楽器の配置図などを、思いついた時にノートやスケッチブックに走り描きしていたもので、それらのイラストを基にCDの音作りをしていったのです。
イラストが譜面代わりでもあり、音楽は架空のサウンドトラック盤をつくっている感覚でした。
|
|
CD「Wallace Line」の通販のお問い合わせは、このホームページのMAILから承ります。 |